仮面福祉会

できることを切り売りしています

大人を操縦する

最近朝つけている自転車旅番組が、東北地方に差し掛かっている。残っている景色を探す方が難しい中を、過去の思い出と照らし合わせながら進んで行く様子に、普段は触れない「そういえば」が呼び起こされる。私は未だに、宮城岩手に足を踏み入れたことがない。

 

外へ出る。もしかして、暑いんじゃないだろうか。涼しくなったようなふりをして、悪い夏である。

 

休み明け、デスクの上にあれこれ届いている中に、健診の結果があった。昨年引っかかった大腸がオッケーでひとまずよかった。あとの良くない判定は、どうせストレスのせいだと言うんでしょうと受け流す。ただ順調に老化しているなと思う。

 

昼、サブウェイで野菜をもりもり食べ、プロントでレモンチーズの甘いのを飲み、マスクを忘れて店を出て慌てて戻った。この期に及んで忘れるんだな。

 

あれこれこなし、周りの皆さんの仕事量を調整し、その間ずっと、何でこんなに眠いのかよと戦っていた。

休日は1日コンタクトでも平気だが、仕事をしていると段々見えなくなり、頭が痛くなってしまう。

効率的に仕事を進めるためにコンディションを整えねばなりませんよ、という天の声が聞こえる。わかっている、それが大人というものである。