仮面福祉会

できることを切り売りしています

全部ストレスのせいです

家を壊しに来る、東南アジア系の集団とすれ違い出勤する日々。

 

いつも電話を取ってくれている派遣さんが、全員休みなので気合いを入れる。どうしても作業を中断することが増えるが、普段派遣さんから間接的に相談されていることを、ダイレクトに解決できるのは気持ちが良い。時々ならこういう日があった方がいいな、などと、贅沢なことを考える。

くわえて、昨日より部長が濃厚接触により不在。幸い在宅でも大抵の決裁は何とかなるので仕事が滞らなくてよかった。我らのような足軽は現場に出ないと何にもできないからな。

いっぽうで業者さんがことごとくお盆休みに突入し中断して困る。私たちがおかしいんだと思うよ、と上司に言われ、そうなのかメジャーは休みなのかとこの歳になって初めて省みた。私にも、お盆に田舎へ帰り親戚と寿司を食べるような未来があり得るんだろう。

 

2年前まで一緒の部署にいた後輩から、なんやかんやで入院して手術をせねばならないと連絡がある。当時自分が大腸炎で病院に3泊した際に、彼女を差し置いて何たる不覚と大変に悔しがったので、彼女も体悪くすることあるんだな…と正直安心してしまった。ダメだろう手術だぞ。ストレス耐性は人それぞれだが、何ともないってことはないんだな。

似た匂いのする子なので、あまり労っても嫌だろうとお金の心配をし合って済ませた。

 

海外の様子をニュースで見ていると、なにゆえ我々はいまだに感染者数に拘り、仕事を制限されたりマスクをつけたりしているのだろうと、わけがわからなくなる。我々は阿呆なんではないか。失望と絶望を繰り返して生気を奪われながらなんだか生き永らえている。

 

風がごうごう吹いて何となく涼しい気がしたが、室温は30度を示している。