仮面福祉会

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泥棒の不穏と安穏

朝通りかかる家の車が変わっていたので思わず、あれ、と声が出た。古くてコートが剥げていて、もともとマット加工だったのではと思われるぐらいの車だったのが、銀のSUVになっていた。
ここで考えられるのは以下の可能性だ。①車を買い換えた②修理に出している③不在の間に別の人が使っている④泥棒
③っぽいかなーと思いながら駅を目指した。無責任なものである。

ところでこの間友達と集まった際に、ビジネス死語というのを知った。中であがった「写メ」は、代名詞として成立してると思っていたので、へぇとなった。でもまぁ確かに使ってないか。
代名詞化したっぽいものに、下駄箱とか、茶碗とか、電話のマーク☎️があると思うが、泥棒、が突出してすごくてしびれる。何だろうか「泥棒」って。ほっかむりに唐草模様の風呂敷のステレオタイプの姿も脈々と受け継がれていると聞くし。全然重要でなさそうな文化が残っていくの、平和でいいな。なごむ。

ここ数日揺れていた要決断事項を「不可」方向で片付け、人心地ついた。結局成り行きに任せて先延ばしにした形であるが、心の安静が保たれこれがまさに保守である。いちいち良し悪しを判定する必要はないのだけど、何となく自分にがっかりしてしまうのは、このままで良いとは思ってないんだよーと主張し自分を守る癖である。

何でもいい。とりあえず落ち着いたから計画を立て直す。まずは理想の未来を引き直すのです。