仮面福祉会

できることを切り売りしています

夏の風景を描く

かゆみを飼い慣らしながら寝たり起きたりして朝が来た。エアコンや掛け布団などを同じにしても、いつでも快適とはいかないのが不思議だ。

 

友達の家でバーベキューをするというので、この間両親が旅先で買ってきた野菜を持ってでかける。トウモロコシを手にした時点で、これはトトロだな。

更に途中の駅ナカで手土産を物色する。人にあげるものを買うのは、消費を楽しめる数少ない機会でうきうきする。相手の家族構成とか季節とか、日持ちとか、思い付く要素と予算の兼ね合いであれこれ考えるのが楽しい。しかし決めるのが苦手なのは同じなので迷い、ようやっとフルーツ大福を買った。おいしいのかな、おいしいといいな。

そうこうしていたら電車1本乗り逃した。

 

暑さを恐ろしがっていたが、それはみなみな同意で、旦那さんが外で焼いた肉を室内で食べるという、ただの贅沢ホームパーティとなる。優しくてあれこれ世話をするのが好きな旦那さん最高である。心のなかで拝み倒した。夏を満喫するために大玉のスイカを買い、切った半分が残るのに更なる風情を感じる。

子どもができた友達は、宇宙にいってしまったものと考えるようにしているが、ほどほど大きくなり一人遊びができるようになると、大人だけで話す時間ができて宇宙からちょっと帰還してくれて嬉しい。子どもはかわいいし一緒に遊ぶのも楽しいが、母ではなく、10代の頃からの友達としての彼女とも付き合いを続けていきたい。

 

ちょっとだけビールを飲んで夕方以降は頭痛を飼い慣らした。

 

桜島が本気の噴火。怖い以上に地球のパワーがすごすぎて感嘆してしまう。