仮面福祉会

できることを切り売りしています

消極の集まりによりなぁなぁで進んでゆく

おばあさんのところに行く前に投票を済ませた。

 

バスを降りると、鉢巻が落ちているのが目に入った。ははあ、さては昨日ここで。

 

足が動かないとゴニョゴニョ言っていたおばあさんを何だかんだで連れ出し一緒に買い物へ行く。私の祖母もそうだが、体の不具合は避けられないながら、行かないということも含めて生活を自分で決められるのが素晴らしいと思う。訪問介護をやっていたときは、デイサービスに行くのも寝たきりでいるのも、本人の意志がそこにはないことがほとんどだったから。

 

終えて都心へ。時間があったので珍しく腰を据えて洋服を見て、買った。買った分処分しないとな…と考えて暗澹としてしまう性分である。気に入っているが何年も着ていないし売れもしない服というのが一番プレッシャーである。誰かにあげたい着てほしい。

 

人と約束をして高いパフェを食べにゆく。いいものを使ってますというのがわかり過剰なほどに濃い。もちろん映えでキラキラしていて、食べることの完全な娯楽性を堪能した。欲を言えば冬の寒い日に食べたい。

 

あとは永遠に選挙。

選挙のたびに自分が少数派だと思い知るが、日常生きていてそのように感じることがないから、じゃあこの多数派は一体どこにいるのかしらんと俄に信じがたい。いやもしかしたら、支持してるわけじゃないけど、このラインナップならこの人だよな…という、消極的選択が大半なんじゃないかな。だとしたら野党の怠慢だ腹の立つこと。

入れるか迷った人が当選して、自分の票は死んだ。まぁ、入れなくても当選するなら競ってるとこに入れたいからいいんだけど、しょんぼりは、する。そして自分の望まない方へ方へ傾いていくのでつらい。高齢者である父も同じようなことを言っているので、この先30年以上同じ思いをするのか私は。先行きがとても不安だ。