仮面福祉会

できることを切り売りしています

私という職業になる

朝何となくつけているBSで最近、外国と日本の山が映し出されている。いいな夏には山に行きたい。直射日光のない、森の多い山に行きたい。公共交通機関で行けて、一人でも怖くない、登り下り日帰りできる山に行きたい。

これがむずいんである。

 

とにかく暑いと思わずに生活したい。

 

仕事はインサートする弁護士とのやり取りと事務で手応えがないまま時間が過ぎる。連絡をくれたそのうちの一人を調べたら、出身校が同じだったのでサービスしてあげた。

素性を確めるためにいつも事務所のホームページなどを調べるが、あちらも多分わかっていてほとんどの弁護士がウェブに本名プロフィールを晒してくれていて、怖い職業だなといつもうっすら心配になってしまう。政治家もそうだが、個人と公の境目がなくなるの折り込まねばつけないなんて、職業の魅力に対して売り渡すものがでか過ぎないかという気がする。

 

宅配ロッカーに届いているものを忘れるギリギリで回収する。その場で箱をあけ中を取り出し、梱包材を極限まで小さくして全部リュックにつめた。家でやるような作業を外のベンチでとり行っているのがおかしいし少し恥ずかしい。時代が進んだからこそ現れた新たな所作をやっている、人類の標本になった気持ちである。