仮面福祉会

できることを切り売りしています

まず私にルールを作らせたまえ

なんだかんだあって江戸東京博物館へゆく。

来月から何年かお休みに入るとのことで、そこそこの人出。改めて見ると、学習要素が多く小さい子ども向け娯楽施設では決してないなとわかる。小学生がイヤホンガイドを聞きながらメモ帳にせっせと何かを書き付けていて、ひたすらすごいと心のなかでひれ伏した。研究、ということを面倒がらずやれる人を尊敬するし、そうなりたい。

 

歌舞伎を見たり大河を見たり、博物館に行ったりして歴史に触れるのは面白いが、積み重ねるごとに、性別をベースとした役割分担の根深さを思い知る。

かつてに比べれば今や、男女分け隔てなく何でもできるよう体裁が整っていると断言しても誤差の範囲内だと思うが、かつて、が膨大過ぎて、機能するには時間な必要なのだろう。

政治や仕事などのいわゆる「社会」においては、人を機械的な判断基準で抽出し適切な立場に置けば、自然に均されてゆくのではと思う。その機械を人が作る以上信用ならんという気もするし、思いがけない人が選出されて、めためたになる可能性もあるけど。

 

その、大河を録画したのを見た。佐藤浩市が出てきたところから急に面白くなって良かった。頼朝のもっといいとこ見てみたいが、義経菅田将暉の時点でダメなんだろうなと察している。かなしみ。