仮面福祉会

できることを切り売りしています

壊れそうなブーツを今年も履く

起きると顔がよく冷えている。なるほどそういう季節か。顔の辺りだけうまく加湿して暖めたいものである。
上着をはおって出かけるが寒いし手がひえひえでポケットに突っ込んで歩く。
入れた瞬間に曇るコンタクトを外してメガネをかける。

事務所のエアコン設定に悩む時期。文字を書こうとして手がかじかんでいることに気付く。血の巡りが脆弱すぎる。
上司が電話越しに罵倒されているのが聞こえる。ふざけんなボケはじくぞ、と言われたとのこと。はじく、ってなんだろう。ニュアンスは何となくわかるが、初めて聞く脅し文句だ。
大気が不安定なせいか、根っから掛け違えてるような電話が多い。いっぽう自分の仕事は緩くてやる気が出ない。立ったり座ったりするのがめんどう。

帰り、たまたまいた電車に乗り込むとどうやら遅延していたらしく久しぶりに混んでいる。
父が、最近人身事故が多いと迷惑そうにしていたが、今起こる人身事故はまじで全部自殺なんではという気がして私は暗澹とした気持ちになる。

昨日祖母が退院したと聞く。リハビリがんばってくれてよかった。親族の世話について悩まなくて良い状態のありがたいことよ。