仮面福祉会

できることを切り売りしています

いいように捉えない癖

永遠に右目の調子が悪い。コンタクトを入れ、曇り、洗い、入れ、ファンデーションが付き、洗い、入れる。バカなんじゃないかな。諦めてメガネで生きようか。

今日も長靴を履いて家を出る。

低気圧のせいか、何となくずっとイライラしている。健診で午前不在の同僚から昼、LINEが入っていることに気付く。

今日の出勤人数を訊かれたので、具合が悪くでもなって休みたいのかなと思い、無理して来ないで良いですよと返事をした。程なく彼女は、たい焼き全員分買って現れた。

どういうことだ。

いや、ただのとんだ勘違いなのだが、まさかそんな振る舞いをするとは思わないではないか。昼飯食べた後にホカホカのたい焼きもらっても困る、という完全な主観でまたイライラを募らせてしまう。シンプルに喜んどきゃいいのはわかっているのだが大人げない私。

ダメもとで応募したミレパのライブが当たった。まじか。私みたいなノーミュージックライフ地味モブが行っていいのかあわわ、と急に卑屈になる。とりあえずなんか、気持ちが負けない服と、メガネ買うかな。

今月の歌舞伎、玉三郎仁左衛門四谷怪談が全然空いてなくて、客席少ないのもあるがさすがである。わかるよ私もすごく見たいよねこないだの桜姫も見たかったよ。しかし結局この組み合わせが人気なの、客層が替わってないことの現れという感があり、先々を憂慮してしまう。

帰り道、黒猫が横切った上に家の敷地に入っていった。