仮面福祉会

できることを切り売りしています

どうでもよいことがどうでもよくないこと

休み。昨日2回目の接種を終えた母が、腕が動きづらい気がするとぼやき、弓道に行くのを止すそうである。

ぼやぼやと過ごし、昼に約束があるので出かける。毎日毎週出かけている自分が言えたことではないが、人が多いな、とつい思ってしまう。夏のセールなどもぼつぼつ始まっている様子。
なんだかよくわからないがとんかつを食べることになっており、そこそこの値段がする定食であったが、あれとんかつってこんな美味しいものだったかしらというぐらいの値打ちを感じた。キャベツがたくさんもたらされて嬉しい。おなかがいっぱいになった。

その足で接種会場に向かう。バスを使えばいいやと思って全然場所を把握していなかったが、皇居を走りに行くときにいつも通り抜けていたところだった。各所にスタッフさんが配置され、健診センター式に次々進んでいく。こういう段取りに全力で協力するのがなんか好きである。建物も完全にそれ用に表示が付け替えられており、どれだけノウハウを積み重ねるとこういうシステムがすっと立ち上がるようになるんだろうなと感心する。甲斐あって1分と待たず20分程度で終わった。
出口付近でおじいさんおばあさんと付き添い息子のグループと一緒になり、足元が覚束ないのでヒヤヒヤした。あちこち移動させられるのでお年寄りには大仕事であったろう。もし、いつも買い物同行をしているおばあさんと一緒だったら、4倍ぐらいは時間がかかりそうだものな。

夜、洗濯をしたのち、ラグビーを見る。実況の人が、史上初とか伝説とか歴史の1ページに名を遺すとか本当につまらないことばかり言うので辟易する。そんなことよりもっと相手味方の戦術の話とかボール持ってない人の動きとかの話をしてほしい。せっかく解説の2人が目立たない選手のこと拾ってくれてるのにな。
スロースタートなのが残念であったが、ウイングのタタフが1人でディフェンスを蹴散らしていくのが、バーフバリみたいですごかった。本当にあんなことできるんだ…。
監督の方針で、バックスもフィジカル重視の選手が選ばれていると聞き、結局そこなんだな…と、ちょっとしょんぼりした気持ちになる。私がしょんぼりする意味は全くない。

陸上とかラグビーとか好きなスポーツの話をついもりもりしてしまうのだが、興味がない人は本当に興味がないというかむしろ憎んですらいるということを最近知り、それは、無神経でごめんと思うし、わかり合えなくて悲しい。