仮面福祉会

できることを切り売りしています

一瞬に昇華する準備の健気

朝起きてぼやぼやしていたら、掃除機が届いた。ようこそ。

俄然やる気を出し、部屋を片付け冬物を出し夏物を洗濯し掃除機を開封した。

ゴミセンサーがピカピカ光り、必要性に疑問を持っていたがわかりやすくてとても良い。何もないところでは自動で停止する。優秀…。そして目に見えてゴミがまとまってゆく。楽しい。ダストカップを洗い乾かしながら、思わず商品レビューを書いてしまった。

昼、両親と車で寿司を食べに行く。母の誕生日なのである。自分の誕生日よりも人の誕生日でトクをしているな。良い寿司を食べることの背徳感がすごい。先日同僚の派遣さんが、給料日はいつも寿司なのだと言っていたが、なるほど格別である。

一瞬で食べ終わってしまって寂しい。

少し買い物をして帰り、相撲を見る。照ノ富士と遠藤の取組が面白すぎた。入場から判定が決まるまで、ドラマチックが止まらない。短距離走もそうだが、一瞬の間にたくさんのことを考え体を動かし最大の力を発揮することを面白いと感じる。

夕食を作る約束をしたので台所に立つ。案の定、思ってたんと違うものができあがり全然美味しそうじゃなくて半眼になる。不味くなる要素はないことが救い。しかし味噌汁は薄い。私はどうも味噌の適量がわかっていないことがわかっている。

申し訳程度に晩酌に付き合った。お酒飲むのは何と、去年の9月以来である。飲めばうまいし楽しいことを、知っている。