仮面福祉会

できることを切り売りしています

お前それマジで言ってるのか

介護人材対策のために、国が、外国の人に色んな在留資格を用意したり、介護ロボット開発に助成金をつけたり、介護を中学生の指導要領に入れたりしてるの、みなさんご存知でしたか。私は知ってたり知らなかったりまだ知らないこともあろうという感じです。多分仕事がら知っとかなきゃいけないことなので、大変お恥ずかしいことです。

高齢分野の福祉の説明をする時に、日本の高齢化率が今どれぐらいで、何年後にはどれぐらいで、という話をするのが定番なんだけど、話していても聞いていてもどんよりした気持ちにしかならない。
この間その話の展開で、2040年に必要な介護職の数は全職種のうち2割分、という話を聞きまして、努力の甲斐もむなしくなりにけりという感が極まってちょっと笑った。

その後、職場の先輩が「高校生とか大学生に高齢化の話をすると、福祉に進みたくないと思っちゃう人がいるみたいなんだよね」というようなこと言ってるのを聞いて、逆にやる気になる人いるんかいびっくりするわと思ったんだけど、みんな聞いててつらくならないのどうなの。

私は小学生の頃に高齢化のマンガ読んで以来、怖い怖いと思っている。
長生きすることはめでたいことだと高校生に話してても、ずっとどんよりしている。
どんよりしてるから福祉の仕事してるとも言えるんですが、若い人への説得力に欠けるので、伝え方の方向性を考え直した方が良いと思っている。