生活の問題について相談を受ける日々である。
子どもの進学の話が目白押しになる時期なのだけど
自分の立っているところは福祉のエリアで、長く安心して生活を送れる、ということを
つまり何というか、あたりまえの幸せを目指しているので
夢を応援する立場にないのである。
子どもが夢を持って学校を選ぶのは当たり前だと思うし
親が子どもの望むようにしてやりたいと思うのも自然なことと思うので
そうなるように支援したくもあるのだけど
どちらかというと、身の丈に合った選択をなさいませ、とか
その学校卒業してどんな仕事に就いてどれだけ稼げるのか調べてごらんなさい
とかそういうことを言わないといけないのである。
相手のことすごくよくよく考えて言ってるのに
余計なお世話だって嫌われるやつだ。まさに。
あたりまえの幸せが達成されれば、その上を望むもんであるし
上に登ってから下りてくるのは勇気がいる。
それはもうよくよくわかっているし
正直自分のこと棚に上げて、酷だなぁと思いながらも
夢ではなくて、生活を応援するのですよという立場で
説得を続ける日々である。
スーパーか。