仮面福祉会

できることを切り売りしています

周りのために自らを守るわからなさ

当面カレンダーどおりの勤務に戻ることになった。今になってこの時期に異動するの本当に余計だったなとつくづく思う。ストレスが過ぎる。
勤務時間がコロコロ変わるので生活のリズムがつかめない。同居人たちと共有部でかち合わないように試行錯誤してるのに、朝も夜も特定の人とどうしても被る。
なんなの、なんなのー!

高校生から、布マスクを作って施設に寄付したいんだという相談電話がある。そういえばそんなニュースがあったな。しかし今は施設も、安全性の不確実なものを受け取りにくい段になっている。
家にいて、感染のリスクが少なくて、学生ができる奉仕がないものかね、ということを周りの人々が話していた。そういうことを考えるには私の知識はあまりにも脆弱であり申し訳がない。

家がない人日雇い労働の人ひとり親家庭の人児童養護施設の子どもメンタルの人あの人この人、端から端までくまなく困っている人がいることがわかっていながら、活動制限により手立ても減っているという現実があり、忸怩たる思いである。自己犠牲で突っ走れるかもしれないことも、病気になって多大な人に迷惑がかかる可能性を考えると迂闊なことはできない。いや、私は自己犠牲で解決しようとか考えないほうなんだけども。

来週からてんてこまいの貸付にヘルプを増やすことになり、月曜のお手伝い要因に決まりほっとする。
しかし貸付はもはや数を処理すべきただの作業になっており、われわれがやる意義のほどは、返済の時に出てくるかもしれないなという程度で、ないに近いのではないかと思っている。もう、とりあえず住民税額とか基準でばーんと送金してしまってほしい。そうすれば本当に困っている人を、ゆっくり支援する猶予ができるかもしれない。のにな。

帰り道にあるインド屋さんが全部休業になっていた。かなしい。