仮面福祉会

できることを切り売りしています

いつも少し悲しい

悲しいほどお天気だが悲しいことがなければお天気はおおむねハッピーでしかない。広島に行かなかったので少し悲しい。しまなみ海道気持ち良かったろうな。

掃除をしてからぶらぶら出かける。食べたそうなパン類を買い込み公園に向かうと、桜はないのにめちゃめちゃ花見テンションで、学生はハイタッチをし女子は鳩に怯え叫び家族連れはめいめい芝にシートを敷き子どもは駆け回りおじさんたちはその辺の縁などで寝ていた。自粛とは。
その様子を眺めながらパンを食べた。

ひとしきり落ち着き、今度一緒に踊る人々が衣装を作る会に行く。現場はホットケーキを作るなどしてきゃっきゃしていたが、買い出しに行き余計なものを買ってくるとか、ホットケーキを作りすぎて余らせて放置するとか、衣装の作り方がわからずただぼんやりしてるとか、道具は使いっぱなしゴミは散らかしっぱなしとか、踊っているときには気付かなかった、10代の人々の成長途上感にあい感動する。彼女らはまだ自分で考え判断する機会が少なくて、色々代わりにやってくれる人が周りに存在するのに気付かない環境にいるのだな。いじらしいし、私は大人になったんだぁとしみじみ思う。子育てをしてたらこういうことに毎日行き当たるんだろうか。
別に私が育てる必要のない人たちなので喜んで色々代わりにやった。衣装作成用の物品を忘れたから。

13歳と19歳の女子たちが、自分の母親がいかにクソかという話をしていた。それでもこうして学校に行ったり部活をやったり踊ったりできているのだからクソ度は相対で低めだよなと思うが、何を言わんとしているのかはわかる。
若者はキラキラしているが、生きる様子はもどかしく思われる。