仮面福祉会

できることを切り売りしています

慣れることのおかしさ

いつからか雨は恐怖だ。
2年前の西日本豪雨で一緒に仕事した熊本人たちは、今まさに臨戦態勢にあるんだろうな。言い方が良くないが九州の職員さんたちは出で立ちから災害に慣れていてものすごく頼れる感じであった。しかし家が沈んだり人が死んだりする事象は起こっており、つらい。

できるだけ早く終息するよう祈りつつ仕事。
一般の人と電話をしていて、お姉さん優しいねと言われ照れる。余程殺伐としたことが続いていたんだろうな。多くの人は自制しながら真面目に生きていると感じる。
5月当初よりも電話口の相手を個々の人と考える余裕ができてきたような気がする。ピークを過ぎたのがでかいが、少しは成長したと考えてもいいだろうか。

とぼとぼ歩いて帰る。
同居人のひとりから、地域おこし協力隊に受かったから島に行くよと告げられる。
最近、ここに住み続けるかあるいはということをずっと考えているが、少なくとも終の住処にする家ではないのは確かなんだよなと思い出す。私はいずれ実家に戻る気がしていたが、「いずれ」が20年後かもしれないし、どうしよう家買おうかな。空気清浄機ひとつ買う決心もできないのに?

滾るめんどうくささ。