仮面福祉会

できることを切り売りしています

初めましてさようなら

休みを取らないといけなかったので2日休んでそれぞれ日帰りで災害ボランティアセンターに行った。
今日は、チームを組んで家の床下にたまった泥をせっせと土嚢袋に詰めるお仕事。3時間ちょっとの作業で大量の土嚢を作りおおむね片付く。集団の力のすごさを感じる。山登りをしたあと山を見上げて、さっきまであそこにいたのかーと言うのに似ている。平日ということもあり地元の人が多く、時間が空いたから来たよーという感じで平熱でボランティアをしているのがとてもよかった。
チームには思い立って1人で来た大学生がおり、就職のことなど色々話す。みんな1日一緒に作業をしてコミュニケーションをそこそこ取るが、今日だけの出会いでその場限り解散。名前も覚えなかったし恐らく2度と会わなかろうが、この先の人生で時々思い出したりするんだろうな。面白いことだ。

ボランティアが足りないというのをここにきて報道でよく見る。発災からしばらく経つし、ボラセン自体もずい分前に開設して募集もせっせと呼びかけてきているが、時間が経つにつれて片付きつづも後から発覚することが多く、足りなさが実感されてきたということだろうか。それから冬になるので、寒いエリアはどうにか雪が降る前にというのが切実なんだろう。

そんなことを言いつつ明日は通常業務の会議である。仕事とはそういうものだなぁ。