仮面福祉会

できることを切り売りしています

異形の物になりやすい

2週間前だというのに未だに満州回を引きずっているなか、この間のいだてんをようやく見る。残りの回も少なくダイジェスト版という感じであったが、ところどころに起こる人々の振る舞いに相変わらず、ぐ、となる。オリンピックは儲かるとか、平和の祭典だとか復興だとか思惑が方々から上がって見失いそうになる中、おもしろいことをやるんだよーというゴールに向かって、この後どうすんだろうかとヒヤヒヤする。今度のオリンピックもな、何でやるんだろうな、ってなってきてるから。

時々地味ハロウィン経験者の集まりに加わって飲んだりして、出ればいいのにーと言われたりもするのだが、気の利いたもの全然思いつかないし、写真撮られたりこれはどういったものですとか人に説明したりするのが恥ずかしすぎるから、参加したいと思ったことがない。みんな強心臓だなーと聞いているのでじゅうぶん。しかし地味ハロイベントも定番化し規模がでかくなり、主流と合流してる箇所もある一方、決壊しそうなところもあるなと感じる。広義でいえばオリンピックと同じ道を歩んでいる様を私は遠くから見ている。

災害ボランティアが集まるところに行っても同じようなことを考えたりする。仕事などではわりかしみんな自己主張も周りを見てするかしないか考えるが、それぞれ意思を持った大勢が集まると、主張もするし結果想定していたのと違うムーブメントが生まれる。あれを自分がどうこうしないといけない立場だったとしたら、と想像するだけで投げ出しそうになる。