仮面福祉会

できることを切り売りしています

母という生き物

冷蔵庫の中にやきいもがある。先週末、私が食べるだろうという理由で母が買ってきたものだが食べるタイミングがなく、ずっとそこにありプレッシャーを感じていた。昼ごはんとして持っていく決意をしリュックに入れた。
買ってきたものが消費されると、母の中で好物と認定されることがとても多い。いも、好きだけどおやつに欲するほど食べ盛りじゃないんだ私はもう。

仕事。システムが終日沈黙していた理由がわかり、やり直し。終日が半日に進歩し、ようやく終わる。私がせっかちなせいで遠回りしたところもある。

いろんな電話で訊く多様な要求が面白くなり、つい反射で突っ込みをいれてしまい反省する。油断すると侮蔑的なことを口走っており、人間の未熟なことを思い知る。ほんとにあかん。自分に跳ね返ってくる。

途方に暮れることばかりだが何だか暇でさっさと帰宅。駅ではメジャーな漢方薬局のでかい看板を見て、ピントが脂肪には合っていないんだなと気付く。店長の顔はクリアであるべきだろうが、訴求箇所がボケてるのもどうなの。
写真を撮るには技術が必要なのだなと、当たり前のことを改めて確認するかたち。

煉瓦敷きの歩道の一角がコーンとロープで囲われているところに通りかかる。何かと見るとその辺りがこんもり盛り上がっていた。木の根っこだろう。植物はどこにいてもお構いなく生命力を発揮していてかっこいいなぁ。