仮面福祉会

できることを切り売りしています

そのバージョンは15年前に見ました

コンタクトを入れるなり目が開けられなくなり泣く。目が開けられないとコンタクトが外せないが外さないと目が開けられない地獄に陥る。あー、これは多分、花粉のせいなんだろうな。ごまかしながら目が開く瞬間をねらって何とかはじき出し、メガネをかけて仕事に向かう。

口を開けばコロナだが、滞りなく片付け昨日踊ったが今日も踊りに行く。自由参加の単発ものでゆるゆるとやり、変な動きをしては何やってんだろうなこれはと笑い楽しい時間を過ごす。
帰り一駅分たらたら歩いていると、横断歩道の向こうから高校の友達が現れて驚く。何か見たことある人がいるな、という感覚に正解が出て気持ちが良かった。向こうは仕事帰りで私は一遊びしてきたところで、ますます何やってんだろうな感が強まる。しばらく立ち話をして別れた。
そういえばその友達に最後に会った後、私は髪を切りまくったのだが気付かれ方には影響しないんだな。しばらくぶりだったのもあるが、長い付き合いになると様々なバージョンの記憶があるので、前回がどうだったかもはや覚えていないんだろう。私がそうだ。

昨日の鍋パーティーの残りらしき物が冷蔵庫に鎮座している。高そうな牛肉と豚肉と鶏肉がパックのまま冷やされている。飲み物を立てるべきところに山芋が3本刺さっている。
これを、どうするのだ…。
強迫観念にかられて箱に入っていたウィルキンソンを何本かもらい、豚肉を冷凍し、何種類かの鍋を少し移し替えて自分の分として確保し、ピクルスをバリバリ食べた。あの肉は明日、明日なんか、作ろう。