仮面福祉会

できることを切り売りしています

決壊の可視可

恐れていた通常営業に戻る。かえすがえす、今年はGWなしにしてくれたら良かったのにと思う。溜まりにたまった様々なものが朝から鳴り止まない。4日分の郵便物が届く。電話口より窓口のみなさんの疲れが伝わってくる。私もあまり頭が回っていない。たかだか1、2週間しかいないのに恥ずかしながら。

一般市民の人からの電話などもちらほら。かつて所属していたときから自覚があるが苦情対応がうまくなくて、相手の言ってることはわかるが果てしなく続く平行線が見える。30分ぐらいつかまってしまったりして反省する。入口を間違えたなあれは。

一方で本来の所属部署のメールやお知らせなどを確認していると、どうやら着々と事業を進めているらしい。私がやるはずだった仕事は誰か他の人がやってくれているようだが、異動したばかりだったのでどのぐらいの負担を押し付けることなっているのかさっぱりわからない。わからないが自分よりも押し付けられた職員の方が全うに忙しそうで、存在価値のなさを感じる。
今の仕事が終わったらめでたいが、応援先に居続けても元に戻っても楽しくなさそうだ。どこに行ってもこんな感じなら問題は自分にあるんだろう。どういう働き方をしたらいいのか、希望が見出だせない。乗り込んできた一般の人に刺し殺される様を想像する。

口の中の血豆はなくなっていた。