仮面福祉会

できることを切り売りしています

年にいちどの花いちもんめ

毎朝寒い寒いと思いながら支度をしている。早く家出るようになり、天気予報まで外国語教育番組をつけているが、今週は最終回ウィークのようだ。毎日最後に出演者たちのお別れ時間があり、何を見せられているんだろう感がすごい。
天気予報では桜が満開ですよとテレビで言っている。そうですか。そういえば通勤路で桜を目にすることがない。

仕事はほどほどにやる。今日は手を抜いてしまったなと反省し次の日頑張るのを繰り返しパフォーマンスにムラがある。
人事を握る立場の部長がやってきて、構ってる暇ないからと邪険に扱いかけたところ、機嫌を取るような労いの言葉を色々かけてきたので出鼻をくじかれる。素直なので、ごめん、と思う。あと一週間で定年であるため、さてはこの人も最終回ウィークをやっているな。そういえば餞別の出資を忘れていた。不義理やばい。先々の因果応報が見える。

そして4月からの人事が出る。自分とその回りがまぁまぁ良ければただのおもしろイベントである。ひとしきり騒いで通常業務に戻った。あまり考えると人の異動を妬ましく思ってしまう。

あれこれやって11時ぐらいに最寄り駅に降り立つ。あいすまんじゅうを買い食いしながら帰る。そろそろ甘いものを控えねば。
いる時間が短いのに、いないうちに家がどんどん汚れていくのが辛い。家族がいるとはこういうことか。