仮面福祉会

できることを切り売りしています

そこにロマンはない

NHKで古墳の番組を見ていた。古代は好きだが民放バラエティの雰囲気が最近全然ダメだ。コメンテーター的なゲストがエモいエモいと言っていたことばかり印象に残る。だが私はもう少し日常にエモを探すべきかもしれない。ここのところのダウナー加減はあんまりにもあんまりだ。雨音を揚げ物とか言っている場合ではない。

ちゃくちゃくと仕事を片付けている。
4月から配属になる部署の、今年度で辞める子から、3月末と4月頭のこの日の夜を空けておいてくれ、というLINEがくる。異動した後のことについて全く検討がついていない中、退職予定の一兵卒に業務時間外の予定を押さえられるとは、これ如何に。
わかったけどそこ既に埋まってるし、管理職を含めて相談させてねとやんわり伝えたが、指示系統どうなってんだ終始この調子なんだろうか。それに、残業でもない経費でも落ちないような飲み会やらが、参加必須仕事のうちとみなされるような前時代的な文化に着いていく気はないぞ私は。
甚だ不安である。

ため息をつきつき帰路スーパーに寄れば、棚に物品が少ないしレジがめちゃめちゃ混んでいる。電車はオフピークだがスーパーはオンピークだ。生活の厳しさが骨身に染みる。
家は相変わらず梱包されており、どうやらほうぼうの塗り直しをしたようだ。シンナーとか石油っぽい匂いが充満しており、スキーの乾燥室を思い出す。

感染症の一連のあれこれがあってから、SNSでフォローしている人々の振る舞いが色々で興味深く思っている。発言や態度が変わらずニュートラルな人がいいなぁと思い、他所の情報や発言にのっかるようなのや小賢しいのはちょっと仕分けした。物理的に人を選り分けるの、神の所作である。