仮面福祉会

できることを切り売りしています

新しい世界がはじまっている

パンケーキを食べるのだと心に決めた。

おばあさんと滞りなく買い物を済ませ、カレンダーをちぎるだけで感謝されつつ退席。東京駅を目指す。
ここで中央線が人身事故である。
電車が来ないそわそわが久しぶりで、遅延のないありがたみを感じつつ、地下鉄に乗る。

個人的にパンケーキ総合優勝のバビーズへ。期間限定でリンゴのが出ておりあがる。
食べながら、自分は食べ物に作業を求めているふしがあるなと思う。ナンにカレーをつけるとか、肉を切ってマスタードをつけるとか、パンケーキにメープルシロップ染み込ませるとか。弁当とかパスタとか初めからまとまっているものにあまり魅力を感じないのはそのせいかもしれない。
パンケーキは飲むように食べてなくなった。最近落ち着いてゆっくり食べることができていない。

所用があり銀座へ。エルメスからグレーヘアのおじさんが出てきたなと目を向けると、店員さんが悉くグレーヘアであった。何かのポリシーなのかしら。それか、自粛で染められないからそういう決まりにしたとか。
フェンディの前を通りかかるとものすごい匂いがする。換気のためドアを開けているからだ。本来知る由のなかったフェンディの匂いを学んだ。

商業施設の店員さんは、マスクをしてフェイスシールドをつけている人が多かった。これがひとまずのスタンダードということか。入場に制限も多く、気軽に買い物するという感じにはまだならないよな。フェイスシールド、UVカットサンバイザーに似ている。

大量の野菜スープを作り、夜はお習字。
お手本がないと全然うまく書けなくてがっかりする。そろそろ先生のところに調達に行きたい。

いろいろタスクが片付いて満足である。