仮面福祉会

できることを切り売りしています

私の知らない鍋パーティーの世界

祝日に鍋パーティーをするのだと、同居人たちがわらわらしている。高そうな肉やら酒やら炭酸水やらシャンパングラスやら、毎日何かしらの箱が届けられている。当日に向けて主催者が準備に余念がなくてふるえる。
積極的に参加したくはないなぁという気持ちがあり、予定を入れて不参加を決め込んだが、不義理だったろうかと後になってくよくよしている。いや違うな。くよくよしているのは高くてうまい食べ物を食いっぱぐれるせいだ。どうせ酒は飲めないけど。

おばあさんと買い物ののち、自転車をこいでおじいさんおばあさんたちとの習字会場へ。風が強い。
高齢のみなさん相手だとマスク着用せねばならず、しかし日頃からマスクを使いつけないので手持ちがない。今のところ方々で分けてもらっているが、みんなどうしてんのかしら。買えた人が分け分けしてんのかな。いざというときには結局ごくコミュニティにまとまって守り合うの、本能だなぁと思う。必要に迫られたら布でも当てておこう。

春めいているが家族で雪山に行こうという話が進んでいる。散り散りになっている者どもが各々の手続きで長野に集合できるなんて、大人だ。
昨年股関節を人工にした父が懸念事項だが、まぁ何かあったらそれまでよと割り切る。

月末なので気持ちが内に籠っている。