仮面福祉会

できることを切り売りしています

並んでるの全部無理ゲー

隣人の足音で起きる。共有部に出ると今日は誰もいない。

朝の駅、向こうがわに見える中央線にぎゅうぎゅう人が詰まっていく。こんなに元通りになっていたとは気付かなかった。

仕事。ずっと待っていた通知がようやく出て朝からわーわー言う。様々シミュレーションするが頭が働かない。どのルートを行っても通り抜けられず、うまくいく気がしない。呆然とするばかりであるが、時は迫り追いたてられている。

とはいえこの瞬間は残業もしないでいいぐらいになり、週休2日だ。休み、何をしたらいいですかね正直仕事をしてたほうが気が楽ですよねと言い合う。中途半端に緩を挟むと戻るのが大変にしんどいしな。
あなたは今月末までです、としっかり告げられてしまい、そうかやはり返品されるのか…と暗澹たる心持になる。古典的であるが、蝙蝠の感じである。

雨が降っており自転車を置いてとぼとぼ歩いて帰る。
夕食代わりにスーパーカップを食べ、テレビをつけると星野源綾野剛のドラマがやっていた。バディものは鉄板だし好きな俳優さんばかり出ているなとしばらく見ていたが、なんとなく小賢しくなって20分ぐらいでやめてしまった。当初の回はこう、説明くさいものらしいと知ってはいるが、連ドラ慣れしていないせいか耐えられなかった。
いだてんが恋しい。