仮面福祉会

できることを切り売りしています

静かな征服

永遠に寝ていたいが変な夢ばかり見て7時に目が覚める。メンタル疲れだから運動した方がいいやつなのかこれは面倒くさい面倒くさい。

佐藤可士和展のチケットをもらったので国立新美術館に行く。時間制で混みすぎないようになっており、音声ガイドはスマホで聴けてストレスがなくてとても良い。見ながら、そういえば私はこの人の本を何冊か読んだことがあるなと思い出した。
ウェブをやっていたとき上司に、デザインを言語化できるようになりなさいと時々雑誌を与えられていたが、そういうことの極みを感じる。何だかわからないが感性的に良さそうなもの、というのはあってそれは芸術だが、デザインは思考で理論で計算で説得力が必要である。ということが展示で示されていたかたち。
佐藤可士和はなんしろすごいことは改めてよくわかったが、全部が全部この方法に当てはめるに相応しいのか?と思うものもある。フラット化した世界で息苦しいようにも感じる。
一緒にいった人は、あれもこれもということに感心していたので、そういうことで純粋に楽しめば良かった。

人と1、2時間歩き回り昼をとり話すという営みですっかり疲れ、久しぶりに電車で立ったまま寝そうになる。しかし一人になり少しシャッキリしたので化粧品と洋服を買って帰る。

ずっと気になっていたところに掃除機をかける。ずっと気になっていてきれいにした水回りはあっという間に汚くなる。

夜はフィギュアスケートをやっていて見る。フィギュアの、他の競技にない劇場型なところが少し苦手で、観客がいないことにむしろ安心感を得る。いつの間にか当たり前みたいに4回転ブンブン飛ぶ人が当たり前に勝つようになっていたのだな。人間の体大丈夫なのか。

買った分、服を減らす必要があるのでメルカリに出すが売れる気がしない。
いろんなことが基本的にどうでもよい。