仮面福祉会

できることを切り売りしています

移り変わりの風情

手が冷たいのと衣類が冷えているので、身支度をするのに何度もひゃっとなる。つい先日までお手洗いに行くにも1度外に出ねばならない家に住んでいたことが不思議だ。真冬の朝一寝起きで外に出てもまぁ我慢できてたんだよな、慣れれば慣れるものだ。

仕事。急性期が過ぎ、想定しているストーリーから外れている話が増えてきた。平たく言えば、あなたが困っているのはコロナのせいじゃないのでは?というやつ。
東日本の震災から10年経つが、原発絡みなどで県外避難している人たちがまだ一定数いる。そういう人たちは当初大勢を救うために設けられた最大公約数制度の組み立てには収まりがたい。それに近い移行が短いスパンの中で見られるなということを、最近感じている。論点をすり替えられそうになるところを度々原点に押し戻しつい声がでかくなってしまう。いかんな。
わるい人も堂々とし始めて手を焼く。世帯支援とは関係のない仕事で金をもらっているなぁ。

父帰る。父があちこち出掛けることを母はやんわり嫌そうにしている。コロナの感染者は増えているようで、私が家に持ち込む可能性が1番高いのが心配だ。罹患しないとは思っていないが、なった時に諦めがつく程度の対策をしておくか…という後ろ向きな向き合いかたである。

祖母の弟が亡くなったと聞く。親族が死ぬ年代だなぁとしみじみする。大叔父さんというのか、初夏頃に入院先でコロナクラスターがあり陽性だったりしたのだが、それは陰性に戻ったらしく何で亡くなったのか有耶無耶である。特に集まれもしないのでひっそり、あの人が死んだんだな、と思う。