仮面福祉会

できることを切り売りしています

いくらトイレを磨こうとも料理には敵わない

一瞬帰ってきた弟がまじ一瞬で、夢だったかしらと疑うばかりだが一足靴がなくなっていたので現実らしい。千と千尋の最後のシーンみたいだ。

粗大ゴミを出す日。昨夜慌てて行ったコンビニで、外国人の店員さんが慣れた様子で売ってくれた券をペタペタ貼ってゆく。こういう、どこで教わったかわからない決まりごとをちゃんとするのはとても高度だ。ゴミの出し方がわからず近所に睨まれたりゴミ屋敷になったりするの、絶対モラルだけの問題ではない。
いらないものが減った実感が全然ないのでまた1か月後の予約をした。

知り合いのホームページを作り全然捗らず悩む。ステイホームの頃以来家から出ない1日で暗い気持ちになる。あいま恋愛もののマンガを読んだりして、しかしこの人たちもしばらくしたら別れるんだろうなと身も蓋もないことを考える。歩数計を見たら300歩ぐらいしか歩いておらずそれは流石にと思い駅まで行って帰ってきた。おしゃれ着洗いをしたいが1日中洗濯機が埋まっており、風呂掃除をしようにも洗濯物が干してあり、リビングでは両親が映画を見ており、不自由。

夕食をとりつつ母に、休日に食事を作れといったらやるかと尋ねられる。やらないと言えばやらずに済むならやらない何故なら私は本来キャベツと納豆と魚肉ソーセージで生きられるから。更に目下じわじわ太っていることにストレスを感じているから。だがそういうことじゃないのはわかっている。母にとって料理をすることこそが家事だということだ。実家に寄生している対価としての労働を求めているなら、明確に依頼してもらおう。それでまずくて質素なもんを食わせよう。

洗濯機が空いた隙を見付けてソフランで洗い、干した。