仮面福祉会

できることを切り売りしています

ある体への信じる力

霧雨が降っている。
バスでおばあさんのところへ向かうと、降りる頃には晴れ間が出ていた。少し暑い。
足が痛いと言うので買い物は代行。レジのシールドとマスクで声が届きづらくレジ袋を要求するのに難儀する。

昼、久しぶりにミスドに行く。食べ放題をやっている店舗で、カロリーの高さに恐れおののき、しかしいつかやろう、どのタイミングなら許されるかと探っている。女子ふたりが皿にドーナツをいくつも並べているのを羨ましく横目に見た。

ジムへゆく。雑談におにいさんが家を買おうとしていると聞き、私もですわと少し盛り上がる。流れで確定申告や税金の話になり、ちゃんとしてるなぁと感心するが何故私にそんなことを。あちらは仕事でこちらは余暇、という人付き合いの距離感がとんとわからない。

夜はひと月ぶりにお習字をし、半紙が三枚しかなく、では葉書に書こうとすると葉書も切れておりグダグダに。

その足でゆずのライブを見る。
ちゃちなCGで演出がついているが、全部なくなるとただのだだっ広いアリーナにスタッフさんがいるという環境で、よくまぁライブらしいテンションで歌い煽れるものだと感心する。毎回毎回戻れなさ取り返しのつかなさを抉られるように感じ、瀕死の面持ちになるが次のライブであの曲やるかしら…と思うとつい見てしまう。結局、たぶん、5回。

段ボールに囲まれる生活がつらい。