仮面福祉会

できることを切り売りしています

足指の感覚がないまま歩く

あんまり寒くない冬だが、部屋が板間で布団がひえっひえになるので湯たんぽを入れ続けている。毎日電気ケトルで湯を沸かして移し変えているのだが、やり口が適当なので割にしょっちゅう大胆にこぼす。部屋着などに熱湯がかかっていく様を見つつ、あー熱いなーと思っている。思っているが耐えられないほどではないので何となく見届けている時間というのがいつもある。熱さと痺れに対して人より鈍感なのかもしれない。鈍感だが普通の人間なので火傷はするし、末端を蒼白のまま痺れさせていると霜焼けになる。以前祖母が割に大がかりな心臓の手術をしたのだが、あまりに平常運転なので医者が、普通はもっと痛がるんだけどねーと言っていたのを思い出す。鈍感すぎて死なないように気をつけたほうがよい。

最近姿を見かけなかった同居人と会い、ひとしきり職場での憤りを聞き取る。仕事などもろもろ単純に忙しいだけだというので、まさに下手の考え休むに似たりである。自分に原因があるのではと考えるのは自己中だからだと言われ、なるほどそのとおりだなと戒める。他人のことをあれこれ推察するのをやめたい。

研究職の友達が、マスク不足の影響がついに仕事に出始めたということを発信していた。予防か感染拡大かわからないが当事者にならないよう自衛する行動の結果、いざというときに助けてくれる医療従事者などを危険に晒すんだなぁとままならなさを思う。