仮面福祉会

できることを切り売りしています

気持ちよく操られていた

踊る日。わーっと駆け抜けて終わった。
みなさんと飲みに行ったりしたが、上手に話せなくて悲しい。上手に話せないがこれまでの経験上、たぶん今生の別れになろうかと思うので、本当は一緒にいられるだけいたかったが、残念ながら明日は朝から障害者施設で打ち合わせだし、その後は官公庁に行かねばならないので理性的にそこそこで帰る。これでまた一方的に知っている好きな人が増えたなと思って哀しい。

今回踊るのを仕切ってくれた人がいるのだが、とても素晴らしい人だったなぁと噛みしめている。何が素晴らしいって、自分を殺すことなく相手を活かすことができるところだ。自身の意見を明示すべきところはきちんとしながら、相手の良い所を見て活かしていくことは難しい。それをフラットにできる人だったので、すげぇな本当にと感動し過ぎて思わず、無理し過ぎで死なないでくれと急カーブのことを伝えてしまった。おれが死ぬ。

その人は、せっかちなので人の作品に出るよりも自分が主導で進められる方が性に合っている、と言っていた。才能の有無が天地の差だが、せっかちで先頭に立ちがちなのはよくわかるなと思って共通項があることが嬉しかった。
楽しいことにのっかるのは楽しいが、のっかれる楽しいことがそういつもいつもあるわけではないし、どこかいつも場違いかしらとか申し訳ないように感じるところがある。それから何度も繰り返しのっかっていると、また来たのかと思われそうで嫌だ。
そういう考えてもしょうがないことを気にしてもやもやするぐらいなら、自主的に楽しいことを作ればいいんだ。が。