仮面福祉会

できることを切り売りしています

手放しで楽しめることはたぶんない

雪山を降りる日。微かに雪が降っている。山頂には雲がかかっておらず、向こうに雲海が広がっているのが見えた。
弟と午前中いっぱいのぼったりおりたりし(どの字が正しいのかわからない)パン屋で昼をとって山をおりた。

子どもの頃毎年のように行っていた山だが、近年さすがに飲食店を若者向けに改装するなどの試みのあとが見える。しかしそういうおしゃれロッジの厨房には昔からのおじいちゃんおばあちゃんたちが見え、過渡期だなぁということをしみじみ感じた。あと10年、20年など過ぎればあっという間だが、未来一体私の周りがどうなっているのか想像がつかないが過ぎる。

新幹線に乗ると両親はささとマスクを装着した。忘れていたわけではないが現実が可視化されたな。

帰りのバスでKing Gnuの動画見てたら、降りがけ父親に何を見ていたのだと訊かれた。ニヤニヤし過ぎていたようである。井口がかわいいのでやむを得ないよね。