仮面福祉会

できることを切り売りしています

神格化される根拠があってしかり

朝起き残り物を食べつめ、中途半端な気候らしいので中途半端なワンピースを着る。しばらく有りか無しか迷ったが面倒になってそのまま出掛けた。着てしまえば目に入らないのでどうでもよい。

仕事。恒例の内容の電話が目白押し。電話対応のための派遣さんが思っていたより対応に苦戦することが多く、期待していただけにちょっとしんどい。すがるような目で見られるとつい塩対応をしてしまう。今までも出ていたような電話ではあるが、出たくない気持ちが強まって職務怠慢だなーと自分を責める。

帰宅すると母が大叔母と電話で話していた。もともと郷土料理研究家をやっていたパワフルおもしろおばあさんで、今は施設で暮らしているらしいが相変わらずとのことで良かった。祖母の親友かつ祖父の妹という存在で、昔からとにかく祖母のことが大好きで手放しで繰り返し誉めまくる。
しかし改めて思い返せば、祖母について関係者各位全ての人々が、世話になった好きだかけがえのない人であったと証言する。故人だということを差し引いても特異なことではないか。私は残念ながら晩年の悲しい期間において最も長く密接な関係だったため、本来の祖母の人となりをよく知らない。
かほどに好かれる人とは、一体どんなものだったのだろうか。母などは勝手に比較して自分を卑下するに至っているが、果たして私が母と自らを比べたとして落ち込むかといえば別にそれぞれ得手不得手あるよねとしか思わないので気持ちがわからない。どんなものかはわからないが、私にも祖母的な要素が少しでもあったら良いなと思う。

パワフルで元気で面白い大叔母さんに、会いに行きたい。