仮面福祉会

できることを切り売りしています

みぞれが降って表は変に明るいのだ

雨なのでおばあさんの代わりに買い物。1人で行くと早く済むし、タクシーにも乗らないので一緒に行くより安上がりになってしまうというアンビバレンツ。車イス・オムツにしたほうが介護は楽だとか、お金のない人は太っている(安い菓子パンなんかで食いつなぐから)とかに似たもやもや。経済事情や体調、楽さに、自立したい気持ちが勝つかどうかという、最終的には本人の気合と根性にかかっていると言わざるを得ない。1%の運みたいなものだ。
入院していたおじいさんが戻って来るのでパンを多めに買ってくれと頼まれたが、賞味期限が全部退院の前日だ。いいのかな。

夕方まで暇なのでどう時間をこなしたら良いか悩む。サンパウロと看板の出ている建物の隣りのサンマルクカフェは、コーヒーマシンが壊れてホットドリンクが全滅。代わりに入ったケンタッキーが信じられないぐらいうるさく、家か居酒屋なのかなここはといっそ面白い。ひまつぶしの定番の献血は、助けてくださいと呼び込みをしてるのに混んでいて1時間半待ちだ。
1回帰ればよかったと激しく後悔しつつ、シャツを一枚買って疲れたので近くのサンマルクカフェに入った。刷り込み。

夕方に気の合う友達と会って仕事の話などをする。いくら理念を振りかざしても、何しろ儲けなければ話にならない、企業はやっぱり大変だな。しかしそんな身を削るようなギリギリの方法でないと儲けられないんだろうかと、聴いているだけだと単純に疑問だ。他所の経営のこと気にしてる場合じゃないけど。

もっと映画とかライブとかの話すればよかったなと思いつつ別れた。雨が降って気持ちが変に暗いのだ。