仮面福祉会

できることを切り売りしています

因果応報されよ

昨日はよく働いたのう、ということを言い訳にズルズルと朝寝をし、起きて食べるものを食べまたズルズル寝た。眠いときに寝て腹が減ったら食べる、という自由がないせいか、記憶に引きずられて眠過ぎたり食べ過ぎたり無駄なことをしてしまうな。
そうしてうかうかしていたら家を出ようと思っていた時間を過ぎてしまった。

電車に乗り本を開き到着を待つ。伊坂幸太郎を読んでいるのだが、いくつかの軸が同時に進むなかでメインの人々のやり取りがどうも苦手で中々先に進まない。謎解きに興味がないので、早く解決してほしいあまり、何なら先に結末を聞いておきたいぐらいである。

人と会って話す用事。会う前は憂鬱でしかないが済ませてしまえば何ということはない。それなりに楽しく話しストレスにならない程度の時間で解散し、パフェを食べてから帰った。

今年は祖母が十三回忌だったのだねという話を改めてする。一昨年辺りから、祖父の三十三回忌と一緒にやる予定でいたところ、兄弟の病気やあれこれで先延ばしになっているのだという。そうか私も本当ならそろそろ従兄弟やらに会いたいものだが、条件を揃えるのは年々難しくなるものだな。
うちで介護をしていた頃、毎週末順番に母の三人の兄が看に来ていたが、各々接し方に個性があり興味深いものであった。中には祖母を叱るような真似をする人もおり、今に至るまで母から恨みを買っている。今後のどんな振る舞いをしても評価が覆ることはなさそうであるが、私も同意だ。因果応報されよ。

夜は地震があり震える。東日本があって以来てきめんに地震が怖い。それは多分、どんなことが起こりうるかということを知ってしまったからだろう。首都直下なぞ起こった日にはとりあえず泣く自信がある。そして生きて夜が明けたら何とかして職場に向かい、無力感を味わうのだ。