仮面福祉会

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頂点といえばマウントフジ

島から戻るジェット船の2時間弱終始寝ていた。最近乗り物で座ると寝ずにはいられない。ジェット船は海の上を浮いて走る。未来か。

島から戻り、ラグビーワールドカップパブリックビューイングに行く。弟の同級生(プロラガーマン)が登壇するというので地元の自治体主催のに行ったら、おじおば子どもが大半を占めておりものすごい地元のイベント感でまったりする。
東京2020に向けたスポーツ振興の一環としてのイベントです!と説明があり、来たことをちょっと後悔する。オリンピックはそれはそれで好きだし別に良い。しかしラグビーワールドカップは付属品じゃないんだぞ。世界のお祭りでホスト国として迎える独立した大会で一生に一度なんだぞとぷんぷんする。大体おれは国立競技場が使えないことが気に入らないんだこのやろう。

気を取り直して開幕。ワールドカップの運営は外国の人たちが中心にやってるんだろうか。「Rugby world cup」を日本版に翻訳した感じというか、海外っぽい雰囲気が不思議でおもしろい。
そして試合。ラグビーの試合を見ていると、突っ込めとか押せとか走れとか何だそりゃとか何やってんだよーとか、テレビ見ながらするひとりごとみたいなことをわーわー言ってしまう。今日の試合は本当に、何やってんだよーが多かった。あんまりいいとこなかったから、勝ってよかった。
レフェリーの声をよく拾っていたので初めて意識して聞いたが、ラインから下がれとかボールから手を引けとか、反則になりそうなことを逐一指摘してるのを初めて知った。それでちゃんとフェアプレーをしていると、いいよいいよとか、指示に従ってくれてありがとうとか言ってて面白かった。レフェリーってすごく試合に影響力のある立場なんだな。

イメージしていたパブリックビューイングとはちょっと違ったが、大きい画面で音も大きいので、家で見るより試合がよくわかってよかった。
テレビに映る限り、普段ラグビー観戦しなそうな人たちがたくさん見ているようで盛り上がっておりなによりである。しかしだからかどうかわからないが観戦スタイルもサッカーとかに近そうで、これがワールドカップか・・・と、私はちょっと怖い。
有楽町のファンゾーンのパブリックビューイングにも行きたいが、ニッポンニッポンみたいなノリだとちょっとな・・・と思うので、関係ない国の試合のときにしよう。

地元のイベントは無事終会し、エンドロール見ないで帰る人多数という状況で、さっと掃けたところも地元っぽい。
弟の同級生も如才なくやっていて、流石プロだなと当たり前のことに感心した。でも、本当は代表選手に慣れなくてちょっとは悔しかったりするんじゃないのかしら。