仮面福祉会

できることを切り売りしています

ヨーグルトの蓋で指を切る

今の家に越してから寝不足感が絶えないことに、うすうす気が付いている。遅く起きていい日でもいつも通りの時間に目が覚めるし、電車で本を開けばすぐ寝るし、仕事も作業がないとすぐ眠い。
寝たりないせいだろうか、イライラし過ぎて泣きそうだわということがちょくちょくある。今日はそういう日。

研修であったが、グループワークのメンバーに対し、促されないと発言しない姿勢は一体どういうことなんだとカッとなる。カッとなって何もかも仕切ってやりたくなるも耐えてフラストレーションを溜める。しかし考えてみたら私が仕切ろうが仕切るまいがあの者どもは、自らはしゃべんないんだから好きにすれば良かった。
最近は、人の気持ちを考えて行動、発言しましょう。という定説に懐疑的である。勝手に気持ちを想像しても合ってるかわかんないから、憶測で遠慮するのばからしい。

帰りがけ職場から電話がかかってきて、仕事の打診をされる。決まった予定があったので断ったが、断ってから、何とか調整できないかと気が気でない。何だろうこれはとよくよく考えたが、どうも、同世代より下の同僚が自分よりも評価されるのが嫌で、仕事を取られたくないのだ。こんな感じだとこの先きつかろうから、どうにかこう、人は人、おれはおれ、という余裕を身に着けたい。地に足をつけたい。

打診された仕事は、だいぶ上の先輩がやることになったと聞いたので、溜飲を下げた。これで安心して歌舞伎を見に行ける。