仮面福祉会

できることを切り売りしています

夜に蔓延する悩み

前日来の失敗に追い討ちをかけられしょんぼりしたまま、友達がイベント的にやるスナックへ。知らない友達の知り合いが1人来店していてあいさつをする。

もともときれいめなうえにちゃんと綺麗にしていてキレイな女性なのだが、死ぬほど自己評価が低いのだと紹介を受ける。言われたそばから自分はブスの極みだとか顔が岩みたいなんだとか顔が長いとか、淀みのない卑下があふれ出してすごい。
そんなことはないと具体的に論理的に伝えるも、非理論的な否定をもって全力で防衛してくる。そしてそれを、コンパで全くお声がかかないつまりモテないのだということで立証しようとしてくる。
うん、それは外見ではなくて負のオーラのせいだろうな。

と、偉そうに思うも概ね身に覚えがある。あのように明確に自分のことをブスだとは思っていないが、低く見積もって保険をかけておかないと怖いという考えが一緒だと思う。だからその人の考え方がよっぽどのことがなければ変わらないだろうということも予測できるし、パートナーもできないんだろうなぁと思う。似た者同士では問題の解決策を話し合えない。

その後、定年間近ぐらいのおじさんが来店したので私のしょんぼり話を聞いてもらう。結果その場の総意が、その振る舞いは悪くないし上司の反応の方が間違ってる!というものだったので、正直その心はよく理解できなかったが、あんまり反省しすぎない方が良いのかもしれない。

自らをブスの極みという女の子と、娘の転職問題に悩むおじさんがよく話し合い、お互い満足気であって良かった。
出張帰り即寝て起きて仕事に行ったままだったのに深夜1時近くに帰路。知らない道を暗い方暗い方に自転車で下って行き、急に家に着いた。