仮面福祉会

できることを切り売りしています

100万分の1ぐらいで同じ気持ち

ラグビーの試合を見切った。寂しくはあるが解放されたという気分でもある。あとは楽しく見ていればいいのだ。
この間いくつか飲み屋などで試合を見ていたが、結局チェーン店がかゆいところに手が届いて居心地が良い。多分に自らの性格のせいなので、つくづくつまらない人間だとがっかりする。

その辺の子どもと勉強する日に、久しぶりに国語の文章題を真剣に読んだ。「ぼく」が転校しないといけないのだが、どうしてもやり残したことがあると訴えたことにより、転校が1カ月先延ばしになった、というくだりだった。
そんなバカな。
子ども向けのドラマを描こうとすると、子どもが何だってできる展開になるのか。確かにそういうご都合主義な小説をかつてたくさん読んでいたような気がする。こういう児童向けの小説なりを、正気で書ける作家さんがいるんだよなということに感心する。

その絡みで、子どもの発達障害愛着障害について軽い研修を受けたのだが、なるほどなぁと思うとともに、型にはまらない子どもの行動などに行きあったときに、障害ではないかという見方をするのには疑念がある。より効果的な対応をするためにも理解した方が良いことであるのは否定するところではないが、行動が起こっているその時の本人の気持ちなりが二の次になる感じがするからかな。
しかし子どもについては圧倒的に接触機会が少ないので確かなことは何も言えない。