仮面福祉会

できることを切り売りしています

すべてが永遠に覚束ない

寒い寒いと寝たり起きたりしながら起きる。

電車を降りると景色が変わっていた。
駅を間違えたかと一瞬混乱したが、週末にどうこうなるとお知らせがあったことを思い出す。使いながら更新していくすごさは何度目の当たりにしてもわけがわからなすぎて面白い。
あまりに急変したので認知症だったら完全に不穏になるところであると実感を得た。

仕事、今日から始まるあれこれがあるので先週よりはわらわらする。一方で元部署の動きも着々と本格化しているのが見て取れる。脇に課題を抱えたまま部屋の片付けをしている気分に近い。

帰宅しキャベツをかじりつつ、テレビでヤカンを作る職人さんの様子を見ていた。ひとつの技術を極めていく根気は大変なものと思うが、いま存在しない仕事を産み出してお金を作っていくことの方が、社会は多くの価値をつけるよう感じる。
私がいままでやってきた仕事は前者の更に小手先のものばかりであるような気がしており、後者を求められると全く見当がつかず子どもの遊びのような感じがして本当に心細い。
ずっと同じことを不安がったまま取り返しのつかない年齢になっているな。

保管するつもりで洗った掛け布団を、泣く泣く出してきてかけて寝た。