仮面福祉会

できることを切り売りしています

起きろ起きろと文化が叫ぶ

暑い。めんどうだめんどうだと言いつつ、食べるために乾燥した豆を水につけてから出掛ける。健気に生きている。
おばあさんと買い物は、タクシー運が悪い。一方通行のところをガンガンに逆走しようとするので慌てて止めた。運転のプロまじか。

おじいさんに頼まれた本を買いに、東京駅の丸善へ。1番上の棚を見るのに手で自分の頭を支える。それを取るために踏み台を持ってくるの、慣れてるっぽくていいぞと悦に入る。
本を買うにも袋が有料で罠が多い。昔ペラペラの紙封筒みたいなのに入れてもらってた気がするんだけど、あれいつからなくなったのかしら。べつにプラ製にしてくれって頼んでないよ。

カフェに入りカウンター席に1人座る。カウンター席とテーブル席が仕切りでエリア分けされている店で、窓越しにテーブルを囲みアメリカンなものを食べる人々を映画のように見ていた。外国の人が多いのも、異世界観ある。

米を炊き野菜スープを作り、夜はBunkamuraライブ配信を見る。舞台を動画で流すだけでなく、配信のための演出をあれこれ考えられていて、演出家というのはえらいものだなぁと思う。
しかし後から特設サイトでテーマを読み、そういうことかとわかってからは少し陳腐にも感じた。稀有なものをみたという満足はあったけど、演劇としてはちょっと物足りなかったのもある。森山未來の動いてるとこもうちょっと見たかったなぁ。
とはいえ、とてもよくできていたのでもう一回ぐらい見ると思う。何度か見られるのは配信のよいところ。

同時間にやっていた星野源のライブも気になったが、どうも見る気にならずよした。好きなんだけど、着いていくことに何となく追い立てられる感じがあるのだよな。

借りた本を読めば面白いが少しざわざわしてしんどい。無理矢理起こされつつあるような感じがする。