仮面福祉会

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QOLを上げるタオル

午前休で30分ばかり遅く起きたが暗いし寒い。
病院に行かねばならない。

採血をささとすませ、待合室で本を読みつつ、ついていたあさイチをぼんやり見ていた。タオルをふわふわにする特集で、年明け早々組まれるテーマがタオルとは、家の中のことに力が注がれまくった結果か。じわる。ゲストの小学生役者さんがテキパキ発言していて、リアルには立ち会わない世界観を感じた。

うとうとしていたら診察に呼ばれた。

内視鏡検査をし高額な医療費を払い熱発した結果、細菌もウイルスもいませんでしたと言われた。
なんでやねん。
検査前に抗生物質を投与していたのでそれが効いていたということだと思います安心してくださいとのことで、わかるけど、徒労感がすげぇですし主に金だよ金の問題なんです。

月が変わったので初診料を取られちくしょうと思いながら病院を後にした。去年は全部なかったことにしたい。

出勤し、主に事務仕事をし電話対応はうまくでき恙無く終える。つつがないが大きな力が不穏な動きをしている。

夜のニュースで、どうかためらわず生活保護の相談をしてくださいという呼びかけがあった。
コロナのことがあろうとなかろうとマジでいつだってそれだ。生保申請を説得することの多いことよ。
見栄とか矜持とかが大事なのは人間としてはよくわかるが、やり直すための足場づくりに国の制度を利用するのは、長い目で見たら賢明と考えられませんかと。

ずいぶん長いこと支援側に立ってしまったので、される側の感覚が麻痺している自覚がある。しかし支援されるようになるというのは、辛かろうな。