仮面福祉会

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ブロッコリーにとらわれの1日

昨日の夜から洗濯が終わった状態で放置されている衣類があるな、と気になっていた。11時頃、それをそのままに母が出かける気配を見せたので、すわ、と思い、干した。母の家事のリズムが全く、まったくわからない。というか、毎日のルーティーンがない人なんだなきっと。

夕食を作る約束をしたので甚だ憂鬱である。家に何があるかあちこちの扉を開けたところ、茹でたブロッコリーと茹でていないブロッコリー2つとキャベツがある。なんで。できるだけ買い足したくないなと思うばかり始終ブロッコリーのことばかり考えることに。

とりあえずパンケーキを食べに出かけた。前回までコーヒーがセットだったのが別になったうえに1枚が小さくなっておりショックを受ける。食べる量の予測がたたないではないか。
しょんぼりしつつ東京駅を歩いていて、は、豆腐グラタンだ、と閃いた。

駅前で玉ねぎと豆腐を買って帰宅し、母がいるところで台所に立ちたくないという気持ちをぐぐっとこらえ、えいやと取りかかり切りすぎた玉ねぎを耐熱容器にぎゅうぎゅうにつめた。豆腐グラタンではなく玉ねぎ焼きと化す。こういうところが料理のできなさなんだよな。

人身事故で電車に閉じ込められまくって機嫌が底辺の父に食わせるには酷かと思ったが、粛々と食べてくれていたのでよかった。さすがにやる気を削ぐようなことを言う気はないようである。しかしほんとうに私がこれをやる意味がわからない、わからないんだ。