仮面福祉会

できることを切り売りしています

ダイバーシティ業務

朝起きると寒い。毎年、秋になるタイミングがわからないなー着るものがないなーと思っていることだけ覚えている。

異動の日。2週間ぶりだが海外で言えばバカンス程度のブランクで、まぁまぁすっと戻った。しかし、本当に仕事が全然違うなということを改めて思い知るかたち。仕事ですら多様性に戸惑う。いわんや社会をやである。

同居人のひとりが明日家を出ることになっている。これまでも何人か見送ったが、わりに親しかった人なので少し寂しい。一緒に暮らしていたが他人で、今生の別れになるかもしれないという不思議な体験である。
その人が前に、親類との縁が薄いのでできるだけ知り合いを増やすようにしているのだと言っていた。私は他人の印象にできるだけ残らないよう振る舞う癖があるのだが、なるほどそれは家族という基盤に胡座がかけるからこその行為なのだなと知った。いつでも依存できるからこそ自立できる、というやつだ。
そういう当たり前のことを理解するためにも新しい交流を絶やさない必要があるな。その点シェアハウスは良かったかもしれないが、そのひとり以外とはほぼ没交渉だしな。機会や素材を全然生かせないこれが関係構築の才能のなさと自認している。

2週間ぶりに残業をして10時前に帰宅する。暇な時間がなくて感動する。眠くなったから寝る、というのもどうも久しぶりである。安穏。