仮面福祉会

できることを切り売りしています

常識の再構築

ここのところ起きる前に暖房が起動するよう設定して少し気が楽になったが、布団から出ると顔だけやたらと冷えている。
ケアの点で顔は体の中でも断突の扱いを受けているが、それなりに過酷な環境にさらされている。足の指のようにしもやけになることもなくそれに耐えていてありがたい。今後ともなるたけ労っていきたい。

寒いらしいので用心して出勤。
昼に長いこと電話対応をしていた同僚が、相手があまりに怒鳴り散らかすので、警察に相談させていただきますと言って切り上げていた。強い。いざとなったら私もそれ言えるかな。
年明けから加わった人の様子を見ていると、春先に比べ私も知らないうちに経験が積み上がっているんだなぁと感慨深い。
その経験をもって今日はインドネパール人とばかり話していた。英語わかりますか?と聞かれるが、発音が独特で聞き取れないし言い回しが変則的でわからないし電話が遠いし、つまりあなたの英語はわかりませんな!ということ。

帰宅。NHKの画面が青い帯常駐の災害仕様で、大事なことだが任意で出し入れできたら良いのになと思う。
ヌーさんの常田さんのスペシャルをつい見てしまったし見てよかった。作品もあれだけ盛り盛りにされたらそりゃ贅沢で、良いものとして崇め奉らないわけにいかないじゃないかと思うが、ひとつひとつを抜かりなく作り、その全部を管理してできあがりをイメージできることが才能なのだろうな。しらんけど。
テーマとは別のところで、我々が毎日マスクして出勤してやーやー働いている頃、仲間で集まって夜中まで撮影したり歌ったり楽器弾いたりタバコ吸ったりごはん食べたり寝たり、というような仕事のしかたをしている人たちがいるのだなぁということに、純粋に感心した。隣人の考えていることすら思いがけない。

この先の10年をシミュレーションするとあまりに暗澹としてしまい、生き残れないかもと思うし子どもたちを守ることの困難に胃が痛くなるし未来人に恨まれるからもう悲しい。