仮面福祉会

できることを切り売りしています

声だしていこうぜ

今日から1ヶ月ちょっと、コロナ対応でてんやわんやの古巣に戻る。この間ずっと己を呪い続けてきたので、どのような思惑が働いたかは知らないが、指名してもらえた事実が嬉しい。単純。

我ながら水を得た魚状態で、2年ぶりぐらいの生きた心地がする。この調子だったら24時間働いても良しという感じがしてそれはただの躁状態だが、こんなにもかと自分に驚く。
しかし仕事内容は完全に「こなす」類のものなので、勘違いしないように気を付けないと、これは危険だ。こなせているだけで別に何も産み出してはいない。大掃除と一緒。せいぜい。

ライブ配信やったときも思ったが、しゃべるというのはハイになる行為なのだな。普段付き合いでは話したことの反省会ばかりして楽しい感じがしていなかったが、うまくしゃべれなくてしょんぼりしてるんだからしゃべれれば楽しい、という当たり前らしいことをあえて知る思いだ。介護現場で「話し相手」という仕事が成立するわけだなぁ。

帰りがけ、本来の所属部署のトップのおばあさん(失礼を承知で)に声をかけられたが、何を言われたのか思い出そうとしても思い出せない。この界隈では知らないとモグリみたいな存在の方なのだが、今まで接点がなく、どのようなベースでもって物事を見ているのかまだわかっていない。わかっていないので私が古巣に呼ばれたことについてどう思っているのかがわからず、同情されたのか背中を押されたのかがわからなかった。何となく労われた感はあったが、しわ寄せがくる周りの人の方が迷惑を被っていて自分は戻れてむしろ活力を得ているので、どういう応対をするのがよいのかきょどきょどしてしまう。
基本的に私は相対で生きている。