仮面福祉会

できることを切り売りしています

反射の前に3つ数えろ

朝、甘いものを食べ気を休める。
実家に戻り3ヶ月を越したが、冷蔵庫の中身について散らかっているなりに管理はされていることが何となくわかってきた。どうやら毎日消費されているものはストック2個が保たれているらしく、なくなりそうになったら買う派の私としては、2個目の賞味期限が気が気でないので、相性が悪い。

しかしおかげさまで元気だ。
仕事はいろいろあって久しぶりに電話がなりやまず、関係機関にも電話がつながらず、捗らない日。ぼやいてばかりいる自分を幻滅し続ける。人が動かないことに文句を言うぐらいなら、自分で陳情でも提言でもすれば良いのだ。
ところで一方秋から一緒に異動してきた職員(新入社員)が、元の部署に戻りたいと水面下で動いていることを噂に聞く。そうか、もうダメなのか、と思ってしまうが、我々のケアが足りないのは明白で責任は感じる。
責務を果たせていないのをどうできるかと片隅で悩みつつ電話を取っては切りなんでやねんと反射的にツッコミを入れ続けた。

夕食の新入りはサバの味噌煮。サバは素材の良し悪しにムラがあるから難しいよね、と、料理を全くしない父が言う。ときおり父はこのような、全く経験がないことについて知っている風なことを言うのだが、よくまぁ恥ずかしげもなく…と純粋に不思議に思っている。どういう思考回路があったら、あんなに堂々と受け売りの知識を披露できるのだろうか。