仮面福祉会

できることを切り売りしています

危うく第一発見者になるところ

おばあさんと買い物。何とはなしに洗濯に不便はないかと尋ねると、昨日ベランダで転んで、立ち上がるのが大変だったんだと何気なく教えてくれた。こ、こわー!お年寄りが室内で転んでそのまま何日も発見されず…という話は結構よくある。ましてやベランダなんか外じゃないか。夜まで立ち上がれなかったら、即ち死だ。立ち上がれない、という意味がわからないかもしれないが、歳をとると自分の体重を地面から引き離す力がなくなるのだ。象が自重を支えられなくなるのと一緒だろう。
できるだけ室内でも携帯持ち歩いた方がいいですよ、とお願いして部屋をあとにする。

引き続きいい天気で嬉しい。パソコン本体をもらったもののモニターがないので、中古相場を調べに秋葉原にでかける。秋葉原は不思議だ。いろんな国の人がいるのに何となくみんな秋葉原にいる人らしさがある。身に付けるものの趣味はまだしも、身のこなしとか、全く違う文化で育ってきて何で似るんだろうか。映像による情報の刷り込みがすごいのかしら。
てれてれ歩いていると、「お兄ちゃん」に対して話しかける、かわいい女の子の声が聞こえる。この「妹」は、兄をどう捉えているんだろうか。好きとか慕っているとかいう純粋な気持ちよりも、相手の喜びそうなことを優しさで言ってあげている、という感じがする。そうだな、「ケア」っぽい。どんな妹だよ。

昼に定食屋に入り、途中寒すぎてミスドに入る。どこで何を食べるかということをずーっとずっと考え続けてしまい疲れる。食事の半分は暇つぶしなんだけど、そういうことに労力を使うのをやめたい。