仮面福祉会

できることを切り売りしています

隔世にうまくのっかりたい

スキーに行くのだ。
待ち合わせて新幹線に乗ることになっており、大宮駅の改札に着くとマスクをつけた父母が並んで立っていた。そうさな。
あと何日かで父が古希だ。ということにこの間気付いた。ななじゅうて、おじいちゃんじゃん!
おじいちゃんは団塊の世代でバブル期に会社のスキー部に入ってたような人だが、去年股関節を人口にしたのでスキーは医者に超絶自己責任と言われている。しかしもうおじいちゃんだし好きにしたらいいと思うので止めない。

新幹線はあっという間だが降りると寒い。スキー場に向かうバスも寒い。テンション高まりつつゲレンデにたどり着く。
父の滑る様子がさすがに恐る恐るだな、と見ていたが、借りた靴が締まりが甘くて心許ないとぼやいていた。そっちかい。
とはいえ父母のだましだましペースには付き合えないのであちこち1人で滑っていた。昨日雪が降ったうえで晴れており更に空いていて最高であった。中途半端にリフト券が終わってしまい時間をもて余して雪の上でごろごろした。

旅に出るので本を借りようとして昨日、図書館が通常貸出中止になっていることを知り愕然とした。文化統制される気分ってこんな感じかしら。飢える。
仕方ないので遅々として進まない出雲と大和の本を読んでいる。一文の中に知っている言葉が少な過ぎて日本語なのに全然頭に入ってこなくて不思議だ。